物を売ったことがない人が最初にぶちあたる壁「自分の作品を何円で売ればいいの〜!!」。
初心者さんからは…他にもこんな声が。
初心者の声
- どうやって価格を設定すればいいの?
- 高すぎて売れなかったらどうしよう…
- 安く売って損したらどうしよう…
このブログはそんな方のために書いています。
さて、あなたはNFT作品にどうやって価格を決めますか?
実は売れる作品というのは『質の良し悪し』ではないのです。
結論を先に言うと価格は『需要と供給のバランス』できまります。
そう。つまり相場です。
これまでNFTを6作品以上売った私が解説していきます。
【根本】なぜ値段をつけることが不安なのか?
初心者のみなさんが漠然と持っている不安。
それは自分の作品に「値段」をつけて売っていいのかな…というもの。
まずこの項目ではその不安の正体をつきとめて、
「自分の作品を売ってお金をもらってもいいんだ!」と思えるようになってもらいます。
「人に売れるレベルなのか?」という不安
イラストや写真が好きでNFTを始めてみようかな…
と、思った矢先に思うこと。
「どうせ私の作品なんて売れるレベルじゃない…」
「このレベルでお金もらうの怖い」
こんな考えが頭の中でぐるぐるしてるのではないでしょうか?
この考えを払拭しましょう。
「お金をもらっていい!」自信をつけよう
ではなぜ、「モノを売ること」に不安があるのでしょうか?
それには2つの理由があります。
- 売上を得ることに慣れていない
- お金に対する基本知識がない
1.「売上」は「給与」とは違う
みなさんのほとんが会社員で給与をもらっているのではないでしょうか。
でも売上は給与とは違います。
どう違うのでしょうか?
まず、「給与」は働いた時間に対して払われるお金です。
それに対して、「売上」は商品やサービスが売れたお金です。
給与は時間によってお金の天井があるのに対して、売上は売れただけもらえるわけです。
でも、もらい慣れてないため…
「え…高くね?」「金とるレベル?」とか言われるのでないかと恐怖するわけです。
2.お金をもらう知識がない
時給でしかお金を稼いだことがない人は
どうやって「価格」を決めていいかがわかりません。
この価格を決めるためには「価格のメカニズム」を知る必要があります。
知識があれば自信につながります。
次の項目をみていきましょう。
【知る】価格とは何なのか?
この項目では「価格メカニズム」をつきとめます。
- どうやって価格がきまるのか?
- 人はどんなモノを購入するのか?
- なぜモノを買いたくなるのか?
この辺を紐解いていきます。
「品質」ではなく「欲求」
実は、商品の価格は「品質」で決まるわけではありません。
「欲求」できまります。
例えば同じ品質の水を2つのシチュエーションで売ってみましょう。
- 街のコンビニ
- 砂漠のど真ん中
コンビニで売った場合は100円くらいだと思いますが、
砂漠で売った場合はどうでしょうか?
数千円でも買う可能性があります。
このように「客の欲求」によって価格は変わるのです。
お客さんが欲しいものは値段が上がるし、
いらないものは0円でもいりません。
モノを買う人間の3大欲求
そしてこの欲求にはパターンがあります。
- 人間関係
- お金
- 健康
一般的な商品であれば、この3つのうちどれかを刺激すれば売れていきます。
確かに、この3つを刺激したNFTは売れています。
例えば…
- コミュニティ「Ninja DAO」がウリの「CryptoNinja」関連
- ゲームをするだけで稼げるNFTゲーム「Axie Infinity」
- 歩くことでトークンがもらえるNFTゲーム「STEPN」
などなど。
他にも、ブランド品のように…
持っていれば自慢できる=人間関係で優越感に浸れる
- CryptoPunks
- BAYC(Bored Ape Yacht Club)
などなどがあるわけです。
これらを買うお客さんは、感情を満たすために商品を購入しているのです。
欲求を理解すること
つまり、お客さんの感情を満たすことができれば商品に値段がつきます。
その値段は工夫次第とでもいえるでしょう。
特に、この欲求が強く働くのは
マイナスの感情から「0」に戻したい時です。
すでに苦痛を感じている時に、人はすぐに購入に動きます。
このお客さんの苦痛を解決してあげることが肝になります。
SNSで宣伝する時も、「あなたの思い」を込めるのではなく、
「お客さんが何を求めているのか」をリサーチすることが大事です。
ツイッターなどでNFTを求めてる人が
「何に困っているのか」「何を欲しているのか」を探り、
自分の作品に落とし込んでみましょう。
【考察】あなたのNFTはいくら?
さてここからが本番です。
これまでのことを踏まえてあなたのNFT作品に値段をつけてみましょう!
ものは試しです。
失敗してもやり直しができるので気楽にいきましょう!
イラスト作品の相場を知る
まずは「売りたい人」と「買いたい人」がいることで生まれる価格のバランス「相場」を調べましょう。
NFTを売るために相場を調べる
調べ方はいたって簡単。
ツイッターで「#NFT買います」のタグを検索してみましょう。
ブログ🖋でNFTの購入の仕方の
— ハイネックガール@NFT✕ブログ (@Crypto_pocopapa) July 7, 2022
解説記事を書きたいので …#NFT買います
👇簡単な条件あり
✅予算0.05ETH以下
✅OpenSea⛵️での出品
✅@Crypto_pocopapaフォロー&💖&RT
✅私のブログに販売ページ&
作品のスクショを掲載されても良い方
✅二次流通に出します
期限は7月16日🔥
さあ宣伝して😆👇 pic.twitter.com/Xoixcg82Mf
大体の人が予算を提示しているはずです。
予算以上の価格は物理的に購入できないので避けましょう。
相手の欲求を想像して価格に落とし込む
私が出品するNFT「ハイネックガール」は
「ツイッターなどのSNSのアイコンにしたい!」という欲求にこたえるべく制作しています。
いわゆる「PFP(ProFile Picture)」です。
とはいえ、高額で販売した場合、有名なクリエイターならまだしも
無名なクリエイターの作品を誰が買うでしょうか?
そこで通常「絵画やイラストは何円で販売されているのか」を調べます。
「デザフェス」などクリエイターのイベントに「一点物のイラスト」を出品する時、大体の人は約1000円です。
なので私は1000円前後を目安に価格を設定しています。
人気が出てきたら徐々に値上げをすればいいのではないでしょうか。
すでにファンがいればその欲求を刺激する
「デザフェス」などクリエイターのイベントでは、
既にそこそこファンを獲得しているクリエイターさんは1万円くらいで作品を出品しています。
ファンであれば、ほぼ無条件に好きなクリエイターの作品が欲しくなるので、
1万円という価格でNFTを販売しても成立するわけです。
これが常態かすると、「転売したら儲かるかも」という欲求を持つ人が現れ
どんどん価格が釣り上がっていく仕組みになっています。
まとめ
まとめです。
- あなた不安の正体は「売上を得ることに慣れていないコト」
- 価格は欲求によって決まるという事を理解しよう
- 欲求のほとんどは「人間関係」「お金」「健康」について
- 「欲求の刺激」を作品のセールスに転嫁しよう
- 無名なら1000円前後から売ってみよう
こんな感じです!
逆に、NFTを買ってみると見えてくることもあります。
ここまで偉そうなことをツラツラ書いてきましたが、
私のNFTコレクションにはまだ在庫があります…!
買ってくれた人には…
少なくともツイッターをフォローします 笑
あなたの作品の宣伝もしますよ 笑笑
最後に宣伝です。
私はOpenSeaで「ハイネックガール」というコレクションを運営しています。

ガス代が無料のPolygonで出品しています。
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ではまた!